HH Course
新しい私になるために。違和感を味方につけて、枠を超えていく
Chihiro
Writer Chihiro(ホリスティックヘルス実践講座 2期生)

・自分で選んだキャリアや学びなのに、なんとなく楽しくない…
・今までの時間とお金を無駄にする気がして、次へ進めない…
・決められた枠の中にいた方が安心だし、とりあえずは現状維持…
なんとなくしっくりこないと感じながらも、自分の本音を抑えて毎日を過ごしていませんか。日常に溶け込みやすい小さな違和感。せっかくなら、その違和感を味方にして、自分の枠を超えていきたいですよね。
「違和感は新しい自分になるから!」
そう話すのは、今回のインタビューのお相手のNozomiさんです。Nozomiさんは、ホリスティックヘルス実践講座(以下HH講座)の1期生。現在は、Maison CocoのHappiness Manager=「幸せ支配人」として活動しながら、ピラティスインストラクター、食品系ベンチャー企業勤務と、トリプルキャリアを実践されています。
そんなNozomiさんが今挑戦しているのが、外見を変えること。
「Maison CocoのHappiness Managerとして、オンラインで話をする機会が増えてきました。伝えるって、話す内容や言葉だけではなく、どういう人が伝えるかも大事だと思っていて。私の感じるHappyをもっと伝えていきたい。だから見た目でも、『私がどんな人間なのか』を伝えていけたらと思っています。ありたい自分を目指して、ドキドキしながら、今まで選ばなかった服に挑戦しているところです」
以前の自分なら選ばなかったものを手に取るとき、「しっくりこない」感覚になる人は多いはず。だけどその「小さな違和感」こそが、新しい自分になるきっかけだとNozomiさんは笑顔で語ります。ネガティブな印象のある「違和感」を味方にする秘訣や、違和感に気づいたときの対処法などを、Happiness Managerならではの視点で語っていただきました。
ありたい姿になるために
インタビュー時にステキなワンピースを着ていたNozomiさん。とてもお似合いでしたが、最初は違和感があったと言います。
「おしゃれな3人の女性起業家さん主催のフリーマーケットで購入したんですが、最初は『え、これ私が着るの?!』と違和感しかありませんでした。自分に許可を出せない自分がいたんです。でも実際に着てみると、周りの人は『かわいい』『似合ってる』と褒めてくれた。私1人では認められないけど、周りの人がOKを出してくれるなら、挑戦してもいいんじゃないかって」
ー なりたい姿を描いても、なかなか踏み出せないことって多いと思います。挑戦しようと思ったのは、何かきっかけがあったのでしょうか。
「Maison Cocoで提供しているビジネス講座を聞いて、自分がどうありたいかを改めて考えてみました。
・Enjoyable 楽しんでいる
・Braver 挑戦している
・Inspiring 影響を与える
これが今の私が考える『ありたい姿』です。その姿を思い浮かべたときに、このワンピースを着ることは、なりたい自分への1歩になるのでは?と感じたんです。Braverを伝えられるかもって。だからちょっとしっくりこなくても、外見のコンフォートゾーンを抜け出そうと思ったんです」
コンフォートゾーンとは、自分が心地よく感じられる領域のこと。心地よさから足を踏み出すときは居心地が悪くなったり、「この選択は私らしくないんじゃないか?」と躊躇したりしそうです。そして違和感にも「種類」があるように思います。
― 自分が前進するために、望む方向へ引っ張り上げてくれる良い違和感と、そこに留まらせてしまう、悪い違和感の2つがあると思うのですが、見分け方はありますか?
「私は、キューピットが矢を放って、心臓を刺しているところを思い浮かべます(笑)例えば『これやってみる?』という問いかけが、キューピットの矢として心臓に刺さったらちょっと痛い。と同時に、恋に落ちたみたいに心拍数や体温が上がる。
私の場合はお腹が反応するんです。ふわっと温かくなる。最初にこの服を着てみようと思ったとき、心がザワっとしました。お腹の反応は感じられなかった。だけどみんなが『似合うよ』って言ってくれて、だんだんお腹が温かくなってきたんです。
その温かさを感じて、本当はやりたいけど勇気がないだけなんだな、私を引き上げる、挑戦した方がいい違和感だなと思ったんです。痛いだけで終わるのではなく、お腹がどう反応するか。それが私の見分け方です」
― 頭だけで考えるのではなく、体の反応を見るって、すごく大事だと思うのですが、それはHappiness Managerになってから手に入れたスキルですか?
「お腹の反応はHH講座受講中に体得したスキルです。お腹に力が入っている・お腹が緩むっていう感覚が、最初は分かりませんでした」
講座受講時、毎日お腹を下していたという Nozomiさん。それが普通の状態ではないと、なかなか気づけなかったそうです。講座を通して、毎日食べたものや日々のお腹の調子を記録し、自分の体に向き合うようになっていくと、次第にお腹の感覚がわかるようになったといいます。
「前職で担当外の仕事を上司に頼まれたときは、ギュってお腹に力が入っていました。嫌なことがあったり、緊張したりすると、胃が掴まれるような感覚が分かってきて。反対にMaison Cocoで『これやりたいね』って話をしている間は、楽しくてやる気で溢れてる。そういうときは、お腹に力が入っていないんです。これが緩んでいる状態なんだって、だんだんわかるようになってきました」
物事を判断する際、「した方がいい・しない方がいい」とついつい頭だけで考えてしまいがちです。でも一旦立ち止まって、自分の心・体の声に耳をすませてみる。そうすると、自分の本音が分かりやすくなるかもしれません。

応援してもらえる問いかけを意識する
― やりたいことに向かって真っ直ぐに進んでいるNozomiさん。他にも何か意識しているのでしょうか。
「『これ、やっても良いですかね?』って、周りに背中を押してもらえるような問いかけをしています。相手に『いいよ』って後押ししてもらえるような。例えば、『私、このワンピース着ていて大丈夫ですかね?』って不安だから聞くけど、頭のどこかでは『多分この人たちはいいって言ってくれる』って思っているんです(笑)ピラティスインストラクターの資格取得も、最初は応援してくれそうな人にしか言いませんでした。やりたいって分かっているから、否定しそうな人には意見を聞かないんです」
― 相談する人や宣言する人は、無意識に選んでいたんですか?
「最初は無意識でした。でも次第に『これは自分を応援する行動だ』と思って、意識的にやるようになりました。自分の背中を押したいけど、自分だけでは押せないときに、特に意識するようにしています」
やりたいことや目標を話す相手を選んでいる時点で、最初から自分で道を決めているのかも。そう思っていたら、聴講メンバーから「慎重そうな人に相談するのは、本当は止めてほしいのかもしれないですね」という意見が出ました。
誰に、どんな風に、問いかけているのかを意識してみる。そこに気がつくと、結局は自分で選択をしている、進む未来は自分で決めているのだと、選択に自信が持てそうです。
何が不安なのかをセルフツッコミで明確にする
― 違和感と不安感って、セットな気がします。しっくりこないから、私にできるのかなって不安になる。「できたらステキだな。でも私には無理だろうな」って、違和感と不安感を抱えたまま、カタツムリみたいにズリズリと進んでしまう気がします。もっと軽やかに前に進む秘訣はありますか。
「何を不安に思っているのかを、細かくみていくプロセスが必要だと思います。私も10年間勤めた会社を辞めるとき、キャリアを手放していいのか不安でした。仕事を辞めるって決めた1年はすごくドキドキしていたけど、何が不安なのかが分かれば対策はできるから」
Nozomiさんの言葉は潔い。そして明るい方へ引っ張ってくれる。そう感じたInstagramの投稿がある。
「あれ?私なんでこれはじめたんだっけ?」
自分の違和感に気づけたなら自分に花束を
気づいていない、本音を押しつぶしていると
何も進められない。
でも気づけたらそこからどうしようか?
何ができるかな?
って考え始められる。
大丈夫、違和感に気づいたところで失うものはない!
あなたはあなたのままだし
あなたの価値がなくなることなんてない
気づいただけだもん!」

「まずは気づく。そこがスタートになります。気づいたらその違和感や不安感に、いろんな角度からセルフツッコミをしていきます。どういう風に?どんな時に?誰に?って、書きながら自分に質問をしていく。HH講座で自分にやさしくがんばる術は学んだから、自分を傷つけるようなツッコミはしません」
― 厳しくというよりは、細かく、鋭く問いかけていくんですね。分度器でいうと、15度とか10度の緩さではなく、1度刻みで自分に問いかけていくイメージでしょうか。
「分度器!確かにそうかもしれません。『明確』の基準って人によって違うけど、できるだけ、鋭く深く問いかける姿勢が大事だと思うんです。何をすればいいのかがクリアになると、不安感や違和感がほぐれていきます」
― そう考えると、違和感って悪いものじゃないですね。ネガティブに捉えていたけれど、Nozomiさんがいうように、新しい自分になるための後押しになります。
「勇気が出ないときもあるけれど、やらないでずっとモヤモヤしているより、やった方がずっと気持ちがいいと思うんです。何かしら結果は出るから、まずは1歩進んでみる。進めないなら、後押ししてくれる人に『背中を押して』って言いにいく。そうやって、周りに頼りながら進んでもいいと思います」
違和感は、新しい自分になるための未来の自分からのメッセージ。そう思うと、違和感ともっと仲良くなれるかもしれません。
文責:Chihiro
写真:Nozomi


ホリスティックヘルスコーチングとは?
「包括的な健康」を意味するホリスティックヘルス(ホリスティック栄養学・統合食養学とも言われています)では、身体的な健康はもちろん、心が満たされて幸せであること、ポジティブ思考で物事に向き合えること、人間関係が円滑であることなど、ライフスタイル全般が健やかで幸福であることを大切にします。
人間関係、精神性、キャリア、運動、住環境など、人生の様々な側面を健康という視点から見直し、それぞれにおいて自分にやさしいがんばり方で喜びで満たされるよう整えながら、自分に合った持続可能で健康的なライフスタイルを築いていきます。
方法論にあなたを当てはめるのではなく、お一人お一人のお悩みや課題、叶えたい未来を軸に、持って生まれた素質や魅力が活きる方法をご提案し、受講者さまが安心して前向きな変化と毎日に創り出せるようサポートをさせて頂きます。
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