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今日からできる!「いい人生」をつくる3つの秘訣

Coco
Yoga Teacher・Holistic Health Coach・Health Manager
「いい人生」と聞いて、あなたはどんな人生を想像しますか?
今、あなたは何を想像しましたか?
「いい人生を送りたい」
これは、多かれ少なかれ、誰だって持っている願望でしょう。
でも、「いい人生」の定義は人それぞれです。
その実現方法だって、星の数ほどあります。
とはいえ、「いい人生」という言葉の定義が抽象的すぎて、何から始めたらいいんだろう・・・?と立ちすくんでしまう。
そんな方のヒントとなるよう、具体的なティップスを3つお届けします。

1. まずは「いい1日」を考えてみる
「人生」というと、とても壮大なことのように感じるけれど、人生とは結局のところ、一日一日の積み重ねです。
だから、まずは「いい1日」をつくるところから始めてみましょう!
あなたにとっての「いい1日」とはどんな日ですか?
好きな人と過ごせた1日、趣味に没頭できた1日、行きたいところに行けた1日…
はたまた、「溜めていた家事を全部やってスッキリする1日」という現実的な回答や、
「なーんにもせずに家でだらける1日!」なんていう答えもあるかもしれません。
まずは、自分自身が「いい1日だった」と思える、具体的な行動・状況を知っていることが大切です。
「365日こう生きられたら良い!」というくらいのタイムスケジュールを思いつく人がもしいたら、素晴らしいですね。あとはそれをいかに実現&継続可能なものにするか、ということを考えていけばよいのです。
たとえもし、「ベスト」な1日が分からないという方も、大丈夫。
今考えるなかで「こうだったら、毎日がもっと楽しくなるかもな」ということを書き出してみましょう。
「理想の1日」を明らかにする
②今の生活で実現できる最高に充実したいい1日(仕事や家事など、今やらなくてはいけないことをいつ、どこで、どうすれば楽しくなるか?と考えてみる)
それぞれに対して、時間軸に当てはめて書き出してみましょう。
(1)白い紙を用意し、縦向きにおく。
(2) 左側に時間軸(朝起きてから、寝る時間まで)を、間に余白をつくりながら、1時間単位で記入する。
(3) その隣に、自分が実際にその時間帯に何をすれば一番幸せか、具体的な行動を書き出す。
※「行動」には、「何かをしない行動=休息を取って身体を休ませる、眠る」ということも含まれます。
Make each day your masterpiece
一日一日を、あなたの最高傑作に。
-John Wooden
- 朝、「その日の終わりになっていたい自分」を決めておく
私は、1週間分の大体のスケジュールを日曜日の夜に、細かいタスクを前日の夜に書き出しておきます。
これらは、客観的に「できた・できなかった」の判断がしやすい、具体的な行動目標で、主に仕事のタスクのリストアップ。
もちろん、レストランの予約や友達へのプレゼント選びなど、プライベートの予定もあわせて書き出しておきます。
「効率的な暮らしを実現できるようになりたい!」とか「自分の目標達成能力をあげたい!」という場合は、このTO DOの書き出しだけでも十分でしょう。
けれども、「いい1日だった」と思えるようになるためには、さらにもうワンステップとることが大切です。
それは、「内面の目標設定」。
具体的には、当日の朝に、その日の終わりに感じていたい気持ちや自分自身の在り方を思い描くのです。

今日という1日を、どんな気持ちで、どんな自分自身で過ごしたいか。
思考や感情、感覚という、客観視しづらい内側のことを、自分自身の想像力を使ってイメージします。
ある意味、これは理想の自分像の先取り。そして、「クオリティ(質)」の設定でもあります。
「目標は達成できたのに、とにかくずっとしんどくって疲れた・・・」という経験はありませんか?
内面を予め想像しておくことで、そのタスクに対しての心構えが整うことはもちろん、目標達成という結果だけでなく、そこに到達するまでのプロセス自体も楽しめるようになります。
私たち人間は、思っている以上に感情的な生き物。
物事の外側ばかり追いかけていると、例えその結果技術や能力、社会的地位や財力を手に入れられたとしても、いつまで経っても心は満たされない。
だからまた自分に新しい、厳しい課題を課す、という、「しんどい毎日のループ」に陥ってしまう可能性があるのです。
だから、内面(感情・思考・精神)的なゴールと、外面(社会・物質)的なゴールを両方バランス良く設定することが大切です。
オリンピック選手がヴィジュライゼーションをトレーニングで実践するように、イメージの力は、理想を現実化する強力なツールの1つ。
積極的に活用していきましょう!
「いい1日」を過ごせるようになる瞑想
(1) 自分自身の内側に目を向ける
楽な姿勢で座り、目を閉じ、呼吸に意識を向けます。
(2) なりたい自分をイメージする
今日の終わりになっていたい自分を想像します。その自分の内面に意識を向けましょう。
どんな気持ちを感じていたいでしょうか?
例:達成感、満足感、安らぎ、元気、勇敢、繊細、大胆、楽しい、楽観的、明るい、自由など
(3) 今日のテーマを決める
ひとつ感情または価値観が決まったら、その感情・価値観で心がいっぱいになった自分を想像します。
例:「前向きな気持ち」を選んだとしたら、その気持ちを自分の身体全体に行き渡らせ、全細胞の隅々まで「前向きさ」を届けましょう。
(4) 具体的な行動を決める
次に、その感情を味わうためにしたいことを、3つ想い浮かべましょう。
「しなくちゃいけないと思っていること」よりも、「例)こうしたらもっと前向きになれそう」ということを考えましょう。
(5) 書き出して想像を現実に落とし込む
ゆっくりと目をあけ、③今日のテーマ(得たい感情・価値観)と④具体的な行動を手帳やノートに書き記しましょう。
信頼できる人に「私は今日こう過ごします!」と、宣言することもオススメです。
※ひとつのクオリティ(質)を決めたからといって、もちろん、「常にその状態でいなくてはいけない」というものではありません。
人間ですから、今日という1日の中でも、毎秒さまざまなことを感じて、色々な自分に出逢えるものです。
でも、ひとつ「こういう自分だったらいいな」という指針を持っておくことで、揺れ動いた時や迷った時に、すぐに本来の自分(理想の自分)に立ち返ることができます。
また、このように目的意識を持って過ごすだけでも、その日1日がうんと意義のあるものになるはずです。
瞑想がはじめてという方は、こちらの動画でお届けしている誘導音声がおすすめです^^
3. 気持ちのよい「始まり」と「終わり」をつくる
「理想の1日を考えるのも、難しい」という方におすすめなのが、1日の始まりと終わりにフォーカスすること。
「朝を制するものは1日を制す」「終わり良ければすべて良し」ということわざもありますが、実は、始まりと終わりの質を変えるだけで、人生に対する満足度が大幅に変わることが分かっています。
数々の著名人がモーニングルーティンを持っていることから、いつからか「成功習慣」として認知されるようになりました。
南カリフォルニア大学所属、分子計算生物学のSteve Kay教授の研究によると、昼前が一番頭を使う作業に向いている時間帯とのこと(1).
モーニングルーティンで自分自身の心身を起こし、前向きに整えれば、もれなく脳のピーク時を活用して、最も生産性高い時間の過ごし方ができるのです。
また、1日の終わりに「良かったこと」を3つ書いて、そのことについて考える時間を持つだけで、幸福感を高める、楽観的になる、希望を持つようになる、人に対する信頼感が高まることと言われています(2)。
“Three Good Things in Life”(人生における3つのいいこと)、通称TGTと呼ばれるこのエクササイズは、ポジティブ心理学の産みの親として著名なマーク・セリグマン教授によって提唱され、その効果は、日本で実施された研究でも認められました。(3)
これは、ホリスティックヘルスコーチングでもよくお試しいただくエクササイズの一つですが、私のクライアントさんは「夜寝る前に良いことを考えるのが日課になりました。とってもハッピーな気持ちで眠りつけるので、このエクササイズが大好きです!」とのこと。
余裕があれば、その出来事がなぜ起こったか、なぜそれらが良かったことなのかという理由も考えてみます。毎晩寝る前に、少なくとも1週間続けて行ってみましょう。

「具体的な行動」と「現実問題やらなくてはいけないこと」が全く一致せず、内面の達成も無理!という方へ。
自分に厳しくなりすぎている、または一人で抱え込みすぎている、ということはありませんか?
そんな時は「優しさ」を今日のテーマに設定し、自分自身にそう接してみること、または他の人からの優しさを受け取ることを意識して過ごしてみるとよいかもしれません。
もしくは…
今「自分の本当にしたい」をできなくさせている環境を、見直す機会かもしれません。

ホリスティックヘルスコーチングとは?
ホリスティックヘルスとは、食生活を中心に、より健やかで豊かなライフスタイルにするためのコーチングプログラムです。
お一人お一人のお悩みや課題に合わせて完全カスタマイズの内容をご提案し、受講者さまが安心して前向きな変化を毎日に創り出せるようサポートさせて頂きます。
食べ物との関わり方は、自分が自分をどう思うかというセルフイメージや、生活習慣や人間関係など、ライフスタイル全般に関連しています。
よって、食べ物だけにフォーカスして食事を改善していくよりも、運動・住環境・仕事などライフスタイルの様々な側面を考慮し、あなたの夢や理想を明確にした上で選択や行動を変えていくことで、より抜本的な問題解決ができます。
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<<参考文献>>
(1) Wall Street Journal. Sue Sallengarber, “The Peak Time for Everything”, https://www.wsj.com/articles/SB10000872396390444180004578018294057070544, 最終閲覧日: 2020年1月27日)
(2)Positive Psychology “Three Good Things in Life” and Measuring Happiness, Positive and Negative Affectivity, Optimism/Hope, and Well-Being, Andrew W. Fleming)
(3)Does the Three Good Things Exercise Really Make People More Positive and Less Depressed? A study in Japan, SEKIZAWA Yoichi RIETI YOSHITAKE Naomi Ochanomizu University
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